『日本大学(日大)で私がさせていただいているFascia(ファシア)の基礎研究』

日本大学(日大)で賑やかな世の中ですが、実は私も関係者です。理学療法士&鍼灸師として、スタッフ紹介のページで(http://zenita.jp/staff/)私のところをご確認いただきたいのですが、「日本大学医学部機能形態学系生体構造医学分野客員研究員」と経歴に書いてございます。私は月1回、東京都板橋区の日大板橋病院へ行って基礎研究をさせていただいています。

皆さん、「肩こり」や「腰痛」で凝っている(こっている)ところって、体内でどのようになっているか知りたくないですか?私も、それが知りたくて解剖の研究を約9年前から始めました。最初は愛知医大で7年間研究させていただいておりましたが、現在は日本大学(日大)で約2年間、解剖の研究をさせていただいています。「肩こり」や「腰痛」で凝っている場所は、医学的には「筋硬結」「トリガーポイント」「経穴」であると長年言われていたのですが、実際に解剖してみてもどれも肉眼的には存在しませんでした。実際に存在したのは、「筋膜を含むFascia」だったのです。それがわかったのが約3年前で、PTになって22年目でした。

最近は、筋膜にトリガーポイントが存在している、ということがわかってきました。それだけでなく、筋肉には痛みを感じる受容器が存在していなくて、筋膜を含むFasciaに存在していることも組織学的にそして科学的にわかってきたのです。つまり、わかりやすい言い方で言えば「筋肉痛」は存在しなくて、「筋膜痛」の方が正しいのです。このことは、私が分担執筆で表現させていただいた「THE整形内科:南山堂」に書かせていただきました。ただし、ここで注意しなければならないことがあって、実際にはFasciaが痛いのであって、筋膜=Fasciaではないので、実際には「筋膜を含むFascia」が痛い、というのが正しい表現となります。今後は、「Fascia」という英語が一般的になり、「Fascia」が「ファッシア」または「ファシア」とカタカナで発音された表現が、近い将来に巷に広がっていくものと私は考えます。

他ブログ一覧を見る