日頃から銭田治療院スタッフブログをご覧頂きありがとうございます。先月まで、毎日投稿をしてきましたが、今月からはより皆様に質の高い情報を提供するために、今まで投稿してきたブログをよりパワーアップした形で、配信していきますので、ご覧頂けたら幸いです。
引き続き銭田治療院スタッフブログをよろしくお願いします。

 

今回は、『腰痛』をテーマにして投稿します。

 

●腰痛とは?

●ぎっくり腰について

●銭田治療院でおこなってる腰痛治療とは?

●腰痛治療の重要なポイントについて。

●日常生活でおこる腰痛とは?

●ご自宅でできるセルフケアー。

 

◎「腰痛」とはなんでしょうか?


弊社代表取締役社長である銭田良博のブログ
「非特異的腰痛とは・・・原因不明の腰痛のことを指しますが、最近は筋膜性疼痛症候群(MPS)が原因の腰痛が含まれていることがわかってきています。」
より引用します。

“腰痛は、鍼灸マッサージ治療院にお見えになる患者様の中で、一番多い疾患です。
腰痛の原因は様々です。整形外科疾患やスポーツ傷害としての腰痛の割合が一番多いのですが、婦人科疾患、産前産後の腰痛、股関節痛・膝関節痛・背部痛・腹部痛・肩関節痛・顎関節(あご)が元の原因の腰痛も存在することがわかっています。”

 

とあるように、一般的に言われる「腰痛」は、様々な原因で腰や腰に近い部分に起こる痛みの総称になります。

腰痛は日本人にとても多い病気です。2013年に厚生労働省が実施した国民生活基礎調査で「自覚症状」がある病気やケガを調べた結果が出ています。

その中で、男性は1位が腰痛、女性は1位の肩こりに次いで腰痛が2位です。腰痛の自覚症状は、男女ともにとても高く、腰痛は「国民病」ともいえます。重度の痛みがなかったとしても、何かしらの痛みや違和感を持っている方が相当いるのではないかと想像します。

 

一応、日常生活は何とか送れているし、もう少し 酷 くなったら病院に行こうか・・・と思うケースが多いのかもしれません。病院は待ち時間も長いし、痛い時には「あまり動きたくない」と思うこともあるでしょう。

 

 腰痛といっても、痛みの原因は人それぞれ異なる可能性があります。

 

しかし、腰痛の元となると「具体的な原因が分からない」というケースが非常に多いのです。なんと、腰痛の85%は「痛みの原因が不明」とされています。このことを「非特異的腰痛症」といいます(厚生労働省HP・腰痛対策参照)。どこに行っても腰痛の原因が特定できない「腰痛難民」という言葉もあるぐらいです。「腰痛はうまく付き合うもの」とまで考えている方も多いのではないでしょうか。

 

◎ ぎっくり腰についてのお話

有名な「腰痛」の中に、「ぎっくり腰」があります。

再び社長ブログから引用すると

“ぎっくり腰は、筋筋膜性腰痛と言われています。非特異的腰痛の中で、筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome; MPS)が含まれていることがわかってきています。どちらも、筋膜が共通点であり、筋膜はFasciaの一部です。”

(中略)

 

“ぎっくり腰は急性腰痛であり、Maluse(またはmisuse; 誤った使い方)がその原因です。”

 

とあります。

ぎっくり腰とは、医学的な診断名では、「急性腰痛症」となります。

また、「非特異的腰痛」とは、原因がはっきりとわからない腰痛のことを指します。

つまり、「ぎっくり腰とは」、「何かのきっかけで急激に発症した腰痛」と考えればいいでしょう。

「ぎっくり腰の語源は何か??」

 

ぎっくり腰の語源について調べてみました。

実際に経験した方ならお分かりであるかと思いますが、
突然、腰の痛みを発症する事から、元々は、「びっくり腰」と呼ばれていました。

そこから、「ぎっくり腰」に変わったと言われているそうです。

海外でもぎっくり腰はポピユラーな症状なようで、例えば、イタリアやドイツでは
ぎっくり腰は魔女の仕業であるとも言われ、「魔女の一撃」とも別名で言われていたりします。

英語圏でもぎっくり腰を「Witch‘s  shot」とも呼ばれ、
古来より体調不良の原因は、魔女の仕業であるとされてきたようです。

日本だけでなく、海外でも突然発症する腰の痛みに悩まされている方が、
数多くいるという事が語源を調べていくことで判明しました。

 

【ぎっくり腰の原因は?】

原因がはっきりしない「非特異性腰痛」の一種であるのが「ぎっくり腰」です。

52年の歴史がある銭田治療院では、社長ブログに書かれている下記のような傾向を掴んでいます。

“銭田治療院には昔から、ぎっくり腰の方が年末年始にいらっしゃいます。年末年始はどこも医療機関が休みであることが、当院にいらっしゃる一番の理由だと思いますが、正月休みになって突然に腰痛を起こしたり、年末年始の掃除や重いものを運んだりしている時にぎっくり腰を起こしたりされている方が多いです。”

中略

“デスクワークや運転により、長時間同じ坐位姿勢でいらっしゃった方、スマホやiPadをやりすぎて腰痛(肩こりも含む)になってしまった方、顎関節症から腰痛を併発してしまった方、なども治療院にお見えになります。皆さん、病院に行ってレントゲンを撮ってもらったが異常がなかった、と一様におっしゃいますが、これらはFasciaに痛みの原因があることが多く、レントゲン・CT・MRIでは写らずエコーで評価しないとわかりません。”

 

・急激な動作をした際に、背骨に歪みが発生し、支える筋肉に強い負担と緊張が走り、炎症が起こります。

・背骨が歪んだままなので筋肉に常に負担と緊張があるため、身体を動かすと強い痛みを感じます。

 

【ぎっくり腰の痛みの変化】

硬く縮んている筋肉が増えると、パチンと一気に硬くなることができる筋肉が減ってきます。
その為、初めてぎっくり腰になった時と、複数回ぎっくり腰になった経験がある場合とでは痛みの感じ方が変わってきます。

 

初めてぎっくり腰になった時は、おそらく身動きが取れないくらい痛かったのではないでしょうか。これは一気に硬くなる筋肉が多かったので、それによって引き起こされた痛みも多かったのです。
ところが、ぎっくり腰の回数を重ねると、最初から硬くなっている筋肉が多くなる反面、一気に硬くなることができる筋肉が減るので、激痛というよりも、より重い鈍痛を感じるようになります。

 

更にぎっくり腰を繰り返すと、その鈍痛が消えることがなくなり、慢性的にずっと腰回りが重く痛い状態になります。

 

“MPSは、それ以外にoveruse(使い過ぎ)やdisuse(使いなさ過ぎ)が原因であることも考えられます。”

 

ではなぜ、痛みを感じるのか?

⇒その痛みの原因、Fascia(ファシア)にあるかもしれません!

Fascia(ファシア)とは「筋膜を含む線維性結合組織の総称」です、具体的にいうと、皮膚、筋膜、脂肪、骨膜、神経周囲の膜などです。

 

これらの組織には痛みを感じる受容器が多くあるので、組織が異常を起こすと強い痛みを感じたり、長い間痛みを感じることがあります。

ぎっくり腰その他、分離症や椎間板ヘルニア後の痛みは、これらFascia(ファシア)の異常」が関係あり、これを改善することで、痛みは改善すると考えています。

 

日本では痛みの自覚症状の中で腰痛と答える人が、
・男性:1
・女性:2
となっております。つまり多くの方が腰痛に悩まされていることが分かります。

 

 

◎銭田治療院での腰痛治療方法は?

“これらの原因は、銭田治療院に初めていらっしゃった時に、充分な時間をかけて問診をすることで把握することができます。逆に言うと、問診を充分に行わないと原因が掴めないものと私は考えています。”

“それから、痛みが起こる動作を試して(痛みの再現)、整形外科テストを行い、全身の関節の関節可動域の検査(自動運動・自動介助運動・他動運動)を行います。次に、臨床的触診により顎(あご)・頚部・肩・背部・股関節・膝関節・足関節の圧痛の有無を、筋膜を含むFasciaの深さを考慮しながら確認します。”

“そして、圧痛のある部位をボールペン等で印をつけ、反対側の痛くない同じ部位にも印をつけ、エコー評価を行います。”

“このような流れで、腰痛の部位を評価(見立て)して治療方針を決めます。
治療内容は、鍼治療(エコー下Fasciaリリースを含む)と運動療法(徒手療法によるFasciaリリースが中心)・ストレッチングを実施します。これらの治療で腰痛が緩和したら、レッドコードセラピーによる全身運動およびバランス運動、生活指導・セルフケア方法指導・リスク管理方法の指導を行うことで、腰痛の再発予防を行います。”

 

 

◎腰痛治療をするために見なければならない重要なポイント!!

 

「胸腰筋膜(きょうようきんまく)」
⇒腰の筋肉の表面、裏やさらにその奥にも存在するなど3層構造になっているもので、深く広範囲に存在します。

【胸腰筋膜(きょうようきんまく)の役割】
腰の骨(腰椎:ようつい)と骨盤を結び、腰の安定化や腰を曲げる動きの制限、などと様々です。

【胸腰筋膜(きょうようきんまく)に痛みが出る原因】
・ずっと同じ姿勢でいる
・無理に重たい物を持ち上げるなど筋に急に負荷がかかる
上記のことで胸腰筋膜(きょうようきんまく)が伸ばされて負担が掛かるといったことで痛みが起きたりすることがあります。
また、肩や、首、お腹、骨盤付近の筋肉にも連続しているので、関連した所にも原因が存在していることもあります。
腰の痛みの原因を探る方法として、徒手的な検査、触診、エコーなどを使って丁寧に診ていく必要があります。
胸腰筋膜(きょうようきんまく)の痛みの原因は、エコーで分かることもあります。

 

「腰方形筋(ようほうけいきん)」
解剖学では以下の通りです。
筋の名前 筋の起始 停止部 作用
腰方形筋 腸骨稜 第12肋骨、
第1~4腰椎の肋骨突起 片側:体幹を同側に曲げる
両側:いきみ、呼気に働く

この筋肉は、頚・背中・腰につく脊柱起立筋の隣に並んでいます。
そのため、首や背中の疲れから筋の収縮が硬くなり、腰痛に至ることがあります。また、腰方形筋の深層には、足を上げるとき(股関節屈曲時)に働く「腸腰筋」という筋肉があります。
さらに、腰方形筋の上にはある「胸腰筋膜」は、腹部にある腹斜筋ともつながっていて、背中、腹筋に影響が強いため、「胸腰筋膜」が緊張すると、腰部の筋緊張につながり、痛みが出やすくなります。

 

 

◎「日常生活の中で起こる腰痛の原因」について

皆さんは、どんなことをしていて腰が痛くなりますか?長時間同じ姿勢を続けて作業をしていませんか腰痛でお悩みの方の多くは、
・デスクワークや運転で長時間座った姿勢を取る
・接客で長時間立った姿勢を取る
などの腰に負担のかかる要因があります。つまり、普段から腰にストレスがかかりやすい姿勢を取り続けているということです。

解剖学からいうと、
腰椎〔ようつい〕・骨盤〔こつばん〕の周囲の組織(腰や背中の筋、筋膜、靭帯〔じんたい〕、椎間板〔ついかんばん〕)などの機能が弱くなることにより、腰が不安定となり、ストレスがかかるために起こる腰痛があります。腰椎〔ようつい〕・骨盤〔こつばん〕の安定には、首から腰にかけてある脊柱起立筋〔せきちゅうきりつきん〕、腹横筋〔ふくおうきん〕、大腰筋〔だいようきん〕など、多くの筋肉が関係します。

この筋肉や筋膜の働きが弱いと反り腰・出っ尻、平背・垂れ尻といった姿勢となり、腰痛を招く要因となってしまいます。

 

知ってますか?朝起きた時の腰痛について

寝起きの腰痛の一番の原因を調べたところ、寝返りの少なさが一つの原因ではないかということがわかってきました。

例えば赤ちゃんを眺めていると常にごろごろ、またお子さんの寝像の悪さも寝返りが多いためですよね。また犬や猫なんかも結構ゴロゴロ寝返りをしています。一般的に人間は一晩で平均25回程度寝返りをしていると言われています。反対に慢性的に腰痛、肩こりなどの症状を訴える方は、一晩に10回以下しか寝返りをしていないとの報告があります。

寝返りは腰や下半身の筋肉を使う全身運動です。
寝返りが少なくなってしまう原因は、姿勢の影響で下半身の筋肉の張り感など違和感があると、人間は痛い動作を行わないようになります。

本能的に人間は痛みや違和感などから避けるように行動します睡眠中は意識がない状態ですので寝返りが少なくなってしまい、痛みや違和感から回避するようになってしまうからです。

 

 

◎ご自宅でできるセルフケア

ここで寝返りを増やす3つのコツをご紹介します!寝返りを増やすには睡眠前に極力、腰、下半身の筋肉の緊張を低下させリラックスした状態で睡眠に入る必要があります。つまりこの3つが必要です。
1)睡眠前に入浴する
2)簡単なストレッチで身体をリラックスさせる
3)深呼吸を行い脳をリラックスさせるこれら3つを効率よく行うことが重です。
入浴後に深呼吸を行いながらストレッチを行うことが忙しい日々の中で、実行しやすいかもしれません。ストレッチに関しては難しいことを行う必要はありません。腰、背中、お尻、太もも、ふくらはぎを全体的に行えば良いでしょう。ゆっくりリラックスして呼吸を意識しながら行うだけでも効果は現れてきます。ぜひ一度お試しください。

 

● 「入浴」
この時期は、身体も重だるくなると思います。
そんな時は、ゆっくりとお風呂に入って下さい。
腰の痛みは、血流が悪くなって起こることが原因となる事があります。
温める事で循環改善となり痛みの緩和となると思います。

 

● 「運動」
低気圧の時は、高気圧の時よりも空気中の酸素が薄くなります。副交感神経が優位になり、呼吸や脈は体を休めようとお休みモードに。そんな時は、無理に身体を動かしても逆効果です。日常生活に運動の時間を作って、熱を作りやすいカラダづくりをしておくことが大切です。こまめに身体を動かすようにしましょう。
簡単なストレッチやスクワットだけでも大丈夫です。