治療院、マッサージ師の繁本です。
真夏の暑熱が過ぎ去り、朝晩めっきり過ごしやすくなってきましたが皆様は如何でしょうか?
現在、私は治療院内での業務はあまり無く、医療保険を使った訪問マッサージで様々なお宅や施設に出向いて業務を行なっています。

 

利用者様が医療保険を使用してマッサージや鍼施術を受けるには、医師の同意を得て、それに基づく同意書の発行が必要になってきます。

 

さて、私が訪問させていただいている利用者様でかれこれ7年ほどになる方がみえます。
お二人とも障害者で、自力で身体を動かすことができず終日寝たきりの状態にあります。発語は無く、アイコンタクトで意思疎通を行なっています。
気管切開をしておらず、自宅で家族が痰の吸引、経管による水分・栄養補給を行ない、24時間体制で介護スタッフがサポートしています。
そこまで、サポートしてもお二人とも痰が飲み込めないため、末梢気道まで痰が入り込んでしまい炎症が起き発熱してしまいます。
当初、私もマッサージのみ行なっていましたがお二人の状態が改善することは無く、マッサージ師として何とかできないかと考えるようになりました。そこで、排痰が十分出来てないのが体調不良の原因であることが分かり、理学療法としてスムーズに排痰するにはと考えた結果、現在行なっているような施術をするようになりました。

 

先ず、バイタルサインをとり、聴診により痰が貯留している箇所を確認し(但し、医師や看護師ではないので精確ではありません。)体位ドレナージ(体位変換により痰を中枢気道に移動させる方法)やスクウィージング(呼気の際に胸郭を下方に圧迫する)およびバイブレーションを行なっています。また、吸気量を十分確保し呼吸を安定させるために、運動療法により胸郭に引き上げや呼吸筋のマッサージを行なっています。
こうした内容を家族や介護スタッフとも共有し、やり方も確認してもらっています。
マッサージ師の私がこうしたことまで行なうとは思いませんでしたが、現在のキャリアに非常に役に立っています。

 

訪問マッサージを希望される方々、当治療院はマッサージを含めた排痰法まで行なっていますので、もし気になる方は当治療院までご連絡下さい。