皆さんこんにちは、名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸師の佐藤です。お盆を過ぎましたが連日猛暑が続いていますね。僕の出身地である浜松市は40度以上の気温がここ数日続いております。
今年は、高気圧が2つ重なって日本を覆っていることが原因とのことですが、今までにない気温に僕自身驚きと心配です!
そんな気温の高い日に気をつけないといけない熱中症についてまとめてみました。

【熱中症の症状】
軽度(現場での応急処置で対応できる)
めまい・立ちくらみ・失神
筋肉痛・こむら返り・大量の発汗

中度(熱過労・病院搬送)
熱過労頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感

重症(入院必要)
意識障害・けいれん・体に触ると熱いぐらいの高体温

【熱中症の原因】
人間には、体温をコントロール機能があり、暑くなると汗を出して気化熱で体を冷やす作用があります。体温調節機能にトラブルが起きると、自立神経が乱れ血流障害が起きめまいや頭痛がおきます。体温調整機能が働かない原因は、脱水状態、睡眠不足、腸内環境の悪化が考えられます。熱中症は自宅でもなりやすく、高齢者の6割が発症しています。

【熱中症の応急処置】
まず涼しい場所に移動して、衣服をゆるめリラックスさせます。首筋、脇の下、脚の付け根を保冷剤や濡れたタオルで冷やします。
顔が赤い時は、頭を高く・青白い時は、足高くし、意識があり、嘔吐なければ水分補給をさせます。皮膚の熱い時は、濡れタオルを当てながら扇いで熱を冷まします。
これから暑い日が続きますが、水分補給をこまめにして、エアコンも使い過ぎると身体がだるくなるという事もありますが室温28度 湿度70%超えたらエアコンの中で過ごして下さい。

暑熱純化・・・夏の暑さに耐えられる体になることです。

暑熱純化すると、体温の上昇を察知して汗をかき始めるタイミングが早くなるそうです。
暑熱純化させるポイントは、汗をかくことであり、軽い運動を一週間ほど行うと、暑さに慣れるそうです。
この暑さに少しずつ慣れていきたいですね。
暑い日の冷たいものは楽しみですが、食べ過ぎ飲み過ぎに気を付けて過ごしていきたいです。