皆さんこんにちは、名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前の鍼灸師、柔道整復師の米田です。
3月も始まり新生活の準備等で忙しい方も多いのではないでしょうか?準備等で身体を痛めてしまわないように注意しましょう。
今回はFascia(ファシア)治療の前にチェックというテーマでお話です。
まずは以前お話しした皮膚の動きや乾燥、エコーでの評価がありましたが、引き続きチェック方法を簡単にご紹介したいと思います。
Fascia(ファシア)の動きが悪くなってしまう原因は、体を動かさない(Disuse)ということが一つ原因としてあります。以前お話ししたFascia(ファシア)の主成分はコラーゲン(タンパク質)と水分です。このコラーゲン、ある程度動かしてあげないと、入れ替わるサイクルが遅くなり劣化して動きが悪くなり、硬くなってしまいます。
目に見えてわかるのは、スポーツ選手と言った体を動かしている方はお肌がツヤツヤしていますよね?体を動かしているとコラーゲンの入れ替わりが早いので、まさしく新鮮なものなのが目に見えてわかります。体内も同じように動かしていないと入れ替わりも遅くなってしまうのでいつも劣化したものを使っているということになります。
まず体を動かす重要性を理解していただくことを頭に入れた上で、
次は日常生活の中で1日どれだけ動いているかの現在地をまず始めに認識することが大切になってきます。歩数を例に考えてみると、今はスマートフォンでも万歩計機能が付いたものや、アプリでもありますので簡単に健康チェックができるようになりました。
まずはそこから認識するところでよいのではないでしょうか。
私はどれくらい運動、歩けばよいかはあえてあまり提示せず、どのくらい今現在できているのかを聞いていきます。こちらから一方的に提示してしまうと継続できないと感じているからです。どのくらいやればよいかではなく、今の現在地を知りこの程度からであればできそうだ、ということを自分自身で理解してから始めてみてください。
きっとそちらのほうが継続できます。実際に私もそちらの方が継続できます…笑
これから春本番、朝の陽気も少しずつ強くなってきたので
日光を浴びることも大切な養生の一つ!少しずつでも動いてみましょう。