こんにちは。名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸師の佐藤です。

夏至を過ぎて、だんだん夏が近づいて来ましたね!この時期は、湿気と暑さで体内の水分も奪われがちです。水分補給をこまめにおこなうようにしてください。

今日は、〔肩凝り(かたこり)〕についてお話します。

肩凝りは、”現代病”とも呼ばれています。

【肩凝りの原因】

① 身体面
一般的には、仕事や家事などで同じ姿勢をとり続けることで起こります。

② 精神面
物理的な負荷だけでなく、精神的緊張も肩こりの原因になりえると考えられています。
東洋医学では「身体」と「精神」はお互いに影響しあうと考えられています。この場合「睡眠障害」「歯ぎしり」などの症状も併せて起こる場合が多いようです。ストレスを減らすことも重要ですが、さらに大事なことはストレスに対抗する力を増強させることです。

【肩凝りの仕組み】

頭や腕を支える背中の大きな筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)やその周りの筋肉の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、血流の循環障害が起こります。
それにより、筋肉を動かす時に必要な酸素や栄養分が末端まで届かず疲労物質が蓄積されることで、これを刺激として「肩凝り」を起こすと考えられています。

【肩凝りの予防方法】

前述しましたが、肩凝りの原因となるのが「血流障害」です。

血流をよくするためには、
① 食生活の改善
② 身体を温めること(入浴など)
③ 軽い運動
などがオススメです。

「食生活の改善」

食生活では、ビタミンE、EPA、DHAが含まれた食品を摂取することがよいでしょう。
・ビタミンEの含有量が多い食品:大豆
・EPA、DHAの含有量が多い食品:アジ・イワシなどの青魚

「身体を温めること(入浴など)」

身体を温める方法としてオススメなのが、「足湯」です。
45℃の熱めのお湯に30分ほど浸かる事で身体全体が温まり、肩凝りが和らいでいきます。

それでも改善しない肩凝りの方は、はり治療がオススメです。

当院では、機能解剖学的触診(きのうかいぼうがくてきしょくしん)、エコーを駆使して、施術をおこないます。

肩凝りでお困りの方は、ぜひ銭田治療院千種駅前へお越しください。

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(文責:佐藤 公一)