筋萎縮性側索硬化症(ALS)

【どのような病気・症状か?】

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足やのど、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉の病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害を受けます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。

この病気は男性に多く、中年以降のいずれの年齢の人がかかりますが、最もかかりやすい年齢層は60~70歳代です。

症状として多くの場合は、手指の使いにくさや肘から先の力が弱くなり、筋肉がやせることで始まります。話しにくい、食べ物がのみ込みにくいという症状で始まることもあります。いずれの場合でも、やがては呼吸の筋肉を含めて全身の筋肉がやせて力がはいらなくなり、歩けなくなります。のどの筋肉の力が入らなくなると声が出しにくくなり(構音障害)、水や食べ物ののみこみもできなくなります(嚥下障害)。呼吸筋が弱まると呼吸も十分にできなくなります。進行しても通常は視力や聴力、体の感覚などは問題なく、眼球運動障害や失禁もみられにくい病気です。

【治療法】

ALSの進行を遅らせる作用のある薬をしようする薬物療法のほかに、様々な症状を軽くする方法(対症療法)があり、対症療法ではALSによる筋肉や関節の痛みに対してのリハビリテーションが必要です。また、呼吸困難や嚥下に問題がある場合は呼吸の補助や食事の工夫が必要になります。

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